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PEOPLE 「CINOH」
CATEGORY : BRAND    UPDATE : 2019.02.19

 

茅野誉之氏により2014年SSシーズンからブランドがスタート。 『一瞬の時の中に存在するだけでなく、ワードローブ、想い出に残るモノ創り』をコンセプトに、伝統に縛られない自由な発想を持つ東京のストリートをベースに展開する。 今までの服飾史、その背景にあるカルチャー、現在の世の中からシーズン毎に感じ取ったモノ・コトを遊び心と高揚感を持った大人のリアルクローズに落とし込む。

今回のコレクションのテーマを教えてください。

「今回のコレクションのテーマは“シック”というものの在り方について。

そもそも、“シック”というのはあか抜けた様を意味する言葉。 画像検索をしてみると、ジェーン・バーキンやフランスの著名な女優が検索結果として出てくることが多い。 けど、それって、過去に作られた“シック”な女性像であって、現代ではその像も変わってくるのではないかと考えました。

今、そのフランスの女優さんのスタイルを皆で真似た場合、何となくあか抜けなかったり、平凡に見えたりしてしまうのではないか。 じゃあ、現代の“シック”って何だろう、と。 そこで、時代にあわせたバランス感をまず考える所からスタートし、今回のコレクション制作に至りました」


今回のコレクションでこだわった点は何ですか?また、毎シーズン、服作りにおいて注力している点を教えてください。

「今回は特に素材はこだわったし、仕上がりも気に入っています。 国内のブランドではほぼ使われていない糸を使っていたり。 もともと、素材へのこだわりはありましたが、CINOHはあえてそこを打ち出すブランドではなくて。 かといってデザインをデコラティブにする訳でもなく、現代の女性が着たときにサマになるというか・・・

服を着たときに、服ではなく、着たその人が主役になるような、その人の魅力を引き出せたらいいなと思って、服を作っています」


これまで行った場所や、見たモノでインスピレーションを受けたところはありますか?

「デザインに対するインスピレーションとしては、日常生活から感じるものを落とし込むことが多いですが、 強いていうとすると、イギリス・ロンドン。 特にイーストロンドンのカルチャーは面白いと思います。

もともと、若手のアーティストが多く住む場所で、グラフィティのカルチャーが発展している。 元々、スケボーや、グラフィティを見るのが好きなので、居心地もいいし、面白く感じる。 あとは、最近リゾートコレクションを始めたので、今まで行ったことのなかったリゾート地・ドバイに行ってきました。 中東ならではのオリエンタルな雰囲気も感じられて、非常に印象的でした」


ブランドの今後の展望や、目指すところについて教えてください

「最近考えるのは、ブランドの存在意義について。

大手のメゾンは出来ていると思いますが、ブランドの価値や、なぜこの洋服がこのプライスなのか、服を作ってくれている産地の人を守るためにも、 そういうのをきちんとお客様に伝えなければ。 服って、言ってしまえば“見てくれ”の要素が強い。ビジュアルだけ発信しても、見ただけなら安易にコピーされてしまう時代。

きちんと洋服の生産背景や、プライスに見合う価値は今後の活動で伝えていきたいですね」

OFFICIAL INSTAGRAM :  @cinoh_official

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