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GOD SELECTION XXX
CATEGORY : BRAND    UPDATE : 2019.07.20







GOD SELECTION XXXの由来を教えてください。

小さいときからゲームでも何をやるときでも、ユーザーネームって入れるじゃないですか。それにヤスナリとか、ミヤザキっていう自分の名前をそのまま入力するのが好きじゃなくて、、、ダサいと思っていたんです。だからXを3つ「XXX」をつけてました。ゲームによっては「X」を1文字だけだと登録できないから全部をXXXってしてたんですよ。 ただ見た目がかっこいいっていう理由で、小さい時から、何かに名前をつけるとき全部XXXにしていて、いざブランドやろうってなった時に、ブランド名もXXX(トリプルエックス)にしようと考えていました。 それで「XXX」の意味調べたらキスキスキスとか、18歳未満禁止などの、可愛い要素、かっこいい要素もいろいろあるし、自分が昔から好きだった語呂だったので、これしかないと思いました。 そのままXXXのブランドネームで動き始めてる中で、周りの方達に「ちゃんと商標とってるのか?」と指摘されて、商標のことを知らなかったので、 調べて商標申請したら、XXXの申請が通らなかったんですよ。でもXXXだけだと申請は通らないけれど、その言葉の前に他のワードを3つつければ申請が通ると言われたのでその文言を考え始めました。Tシャツメインのブランドだから、グッドセレクションとか、グッドチョイスXXX、、、すごくダサい。どうしようってなった時に、グッド をゴッド にもじったら、和製英語じゃないですけど、面白いし、こんな言葉ないから、これなら商標通るんじゃないかって思ってGOD SELECTION XXXになったんですよ。


かっこいい名前ですよね。

若干恥ずかしい、今考えると。かっこつけすぎている感はありますね。




ロゴは、どうやって作ったんですか?

Tシャツ屋さんを始めようと考えた時に、グラフィックやフォトを組み合わせたTシャツが周りのブランドになかったんですよ。 文字だけだったり、ただのフォトプリントのTシャツばかりで。 XXXのグラフィックのルーツは、僕の実家がアートギャラリーやっていてストリートアートなどをよく見ていたので、それを写真に組み合わせたらかっこいいかなと思っていました。 人物の写真を使ってプリントをするとなったときに表現方法の一つとして、人物の写真の目や顔の上に文字やアートを乗っけて写真を隠したり、町のストリートアートの様に写真に勝手にグラフィティを乗っけた様な雰囲気にしたいなって思ってました。目を隠すって表現がその頃のグラフィックであまりなくて、それだったらパッとみても、すぐ「あっ、XXXの服だ。」ってわかってもらえるし、面白いかなって思って。全部これだけいこうと決めていたわけではないですけど、最初はとりあえず人の目を隠すってテーマでいこうと考えていました。


目を隠すためにあのロゴも作った?

そうですね。 目を隠すために、スプレーを吹きかけたみたいな加工にしたり、円形で隠してみたり、四角形で隠したりみたりとか、ただまっすぐの斜線で目線を隠したりとか。 XXXって悪い意味もあるから、ピッタリじゃないですか。目にXXXって、ロゴがちょうどいいっていうか、まとまりがあるって思って。 1パターンだと飽きちゃうし、スプレーインクが垂れたようなデザインにしたり、モザイクかけたりして、常に新しい表現の仕方ないかなって考えてます。 このデザインをやっていて、「XXXなんて人の写真の目を隠してるだけじゃん。」とか、言われるときもあったんですよ。ふざけて言ってる人ももちろんいるけど、まあそう思うだろうなっていうのもあって、、でも意外とやってみると写真のバランスだったりとか、写真に合う グラフィックのチョイスとか、難しいんですよ。




XXXをよく着させてもらうんですけど、いつでも着れるっていうか、飽きないんですよね。

そもそもTシャツにしたのも、いろんな洋服を全部作って僕の服どう?っとかじゃなくて、みんなの好きなブランドの中に、Tシャツだけ入れてくれればいいって気持ちでブランドをやっていました。 だからベースはTシャツ屋さんなんです。Tシャツって基本は、男の人だったら年中着るし、ベースにはTシャツがあるじゃないですか。シャツ着たくても、Tシャツ着てシャツ着るし、カーディガン、フーディー着るときも下、裸じゃないくてTシャツ着るじゃないですか。だからTシャツだったらみんなが袖を通してくれる枠があるかなって。「俺このTシャツしか着ないから」っていう人あんまりいないじゃないですか。「デニムはここがいい」ってこだわりがあっても、Tシャツは別になんでもいいかなって。海外行った時に3000円で買ったお土産が良かったりするし、ハイブランドのTシャツでもよかったりするし、その中の1枚のTシャツにXXXがあったらいいなって思ってます。なので今でもブレずに、365日年中無休Tシャツを出すブランドです。


XXXは発売日が事前に決まっていると思うのですが。何か理由があるんですか?

6年前、僕が24歳でブランドを始める時にただ発売するだけではなくて、アイテムや売り方の軸を決めて同じ事をひたすら続けた方がおもしろいと思ってました。 今でこそ何でも並ぶ「並びブーム」じゃないですか。(笑) タピオカでも並ぶし、Tシャツも並ぶし、とりあえず並ぶみたいな。でも6年前ってそれがほとんどなかったんです。 15年前くらいって第一次じゃないけど、「並びブーム」がすごくって、原宿、裏原では、エイプに並んで、ステューシー、ダブルタップス、シュプリームに並んで、とりあえず服は並ぶものっていう感じで。僕が服を好きになったとき、並ぶのが当たり前だったんですが、そこから僕がブランドを始めるまでの間に、世の中的には並びブームが1回なくなって、僕自身も並ばなくなっちゃったんですよね。 理由としてはオンラインストアが普及し始めて、並ばなくても買えるというのが主流に切り替わったタイミングで。それは仕方がないし、それが今の流れだと思うんです。僕自身ブランドを始めて自分の店舗も持ってなかったので、それなら、お客様にインターネットの前で並んでもらおうと思い発売日を指定して販売することにしました。 毎月、お給料日の後だったら、Tシャツ1枚ぐらい買ってもらえるかなって。 例えば大学生が5万から10万ぐらいバイト代あったとして、Tシャツ1万だったら毎月1枚ぐらい買える値段だと思うし、Tシャツって言っても消耗品じゃないですか。やっぱり大切に着てたって黄ばんできちゃったり、穴が空いちゃったり、ほつれちゃったり、絶対あるので。月1回買ってもらえることができるものだし、毎月出そうって思いました。 発売日もお給料日を狙った25日前後の土曜日から金曜日の日付が変わるタイミングの夜12時に出そうって決めました。 実店舗よりも先に、夜インターネット上で発売して、そこで売り切れたら、次の日に実店舗にでも並んでもらえるかもって思っていて。そうすればお客様からしたら、買うチャンスが2回あるので、このルールにしようと決めました。そこから6年間ずっとそれを変えずにやってますね。




オンライン上で並びを作るという発想が新しいですね。何かと実店舗のタイミングに合わせて発売するところが多い中で宮崎さんのような感覚は新鮮味を感じます。

何かと実店舗のタイミングに合わせて発売するところが多い中で宮崎さんのような感覚は新鮮味を感じます。 裏原ストリートのブランドは、みんな30年から25年前ぐらいに作られたブランドじゃないですか。ぶれずに何年間もブランドをやってることもすごいけど、今世の中に出るなら、今なりの考えや要素を、昔からある文化に混ぜつつ打ち出していかないとダメだと思うんです。新しい物とUSEDがミックスしたら面白いじゃないですか。


ブランドを始めようと思った経緯は何ですか?

24歳、大学を卒業したときぐらいにブランドを作りましたね。 このころの歳って大人になるタイミングじゃないですか。「このままじゃいけないな」「仕事ちゃんとしなきゃいけないな」とも思うタイミングで。それでも好きなことをやって楽しく生きていきたいって、みんな考えてたりすると思うんですよ。 そこで自分の強みってなんなんだろうって考えたときに、まず服が好きだったし、周りにもそういった人達もいて、モデルの子たちも友達にいたので、普及し始めていたインスタなどのSNSツールを使って拡散するっていう新しいアクションもできると考えたんです。 僕は服の学校出てるわけでもないし、縫えるわけでもないし、ブランドをするならシンプルにTシャツしかないかなって思いました。 でも当時のTシャツ屋さんなんて、アパレルが景気いいときじゃなかったので、誰に言っても止められました。 それでも「それしかやることないし、とりあえずやるしかない」と思いブランドを作りました。 最初は100枚作って、半分は友人にあげて、残りの50枚を売って、売り切れたら、次は200枚作って50枚友人にあげて、残りを売って、地道ですけどそういったことをちょっとずつやって、今に至ります。 なのでブランド始めた理由は、これしかやることなかったんですよ、タイミング的に。




知人に売るのではなく、配るっていうのがいいですね


最初から僕の中で友達に売るのはビジネスではないと思うんです。 例えば展示会に友達呼んでオーダーつけてもらって。 それってもちろん友達だから最初は買ってもらえるけど、それって続かないし、いなくなっちゃうじゃないですか。だから僕は基本友達にはあげて、知らない第3者の方にはちゃんと買ってもらってますね。


XXXはグラフィックももちろんですが、生地や縫製のクオリティーも高く感じます。服作りで気に掛けていることはなんですか?


ストリートブランドって、よくあるプリント用の無地Tシャツのいわゆる「有りボディ」を使っていることが多いんですよ。有りボディに関しては僕も着てもいいなって思うときがありますし。いい加減に雑というか、それがかっこよく見えたり、XXXでもたまにタイミングあったら、わざと有りボディ使うこともあります。 ただブランド基準でやるときに、20代の僕が有りボディ使ったグラフィックTEEを作って、ブランド始めました!って言っても、それは普通すぎる。「あぁはいはい」「こうなるよねみたいな」って周りから言われる思ったんです。それなら、僕みたいな若いやつが作っているのに、「今っぽいグラフィックでありながらも、生地がすごくこだわってる」と思われるくらい生地を追求したら、僕の周りにいる目上の方からもブランドを評価してもらえるんじゃないかと思ったんです。 ブランドを始めたころは今とは違って売れてもいないし、工場の人もそこまで相手にしてくれなかったんですよ。それでも「高級な生地で服を作ってるのにグラフィックはストリート。そういったギャップのあるアイテムでブランドを作りたいです」っていう熱意を伝えました。 その後ブランドをやっていく中でボディの形や生地もアップデートしていき今は生地自体を僕たちのために作っていただけるようにもなりました。着てなんとなく「いいな」って思う服って生地がいいものだったりするじゃないですか。一回洗ったら縮んだり、ヨレちゃったりだと悲しい。だったら10回でも着れる方が絶対いいと思うんです。




「いい生地」とはどんな生地でしょう?


生地のいい悪いっていう基準って、人それぞれなんですけど、ヨーロッパっぽいのが好きな人たちは、柔らかくて薄いテロっとした生地を「こんなにしなやかな生地でいいじゃん」って思う人もいれば、若い人達はアメリカっぽい、厚くてしっかりとした、「スウェットですか?コレ」ってぐらいの生地がいいって言う人もいますが、僕はその中間がいいなと考えています。 ある程度生地感はしっかりしていて、家でガンガン洗ったり乾燥機かけてもダメにならないような生地感がよくて、でもゴワゴワしていても嫌だから、ある程度しっとりしてて。今は僕自身、生地に関してもプロだけど、その当時はプロではなかったので、プロの生地屋さんに行って希望の生地を探してもらっていました。 希望していた生地がない場合はゼロから作っていただいたりもしましたし、生地を追求する中でコットン界の王様とも言えるシーアイランドコットンや、とても柔らかいスーピマコットンを教えてもらいそれを使用もしました。それが以前のコレクションで使ってた生地なんです。生地屋さんが、僕たちのために作ってくれたんですけど、コストが高くて他のブランドではなかなか取り扱ってもらえなかったそうなんですが、一度試しに使用してみたらものすごくいい生地で全部購入させてもらいました。若いのにこんな高い生地を使用しているというところから生地屋さんも興味を持ってくれて、取り組みができるようになりました。 その流れでどんどんアップデートしていってあとは着ていく中で、生地の厚みや硬さ、リブの強さとか全体のシルエットの微調整をしてます。そういうマイナーチェンジですよね。気付くことがあったら直して。今でも反省じゃなくて常に何かったら伸ばしたいし、






素晴らしいですね。


でも形はベーシックがいいから、オーバーサイズでもないし、小さくもないし、普通だと思うんですけど、誰が見てもTシャツの形である。普通。大きく着たかったら大きいサイズ選べばいいし、小さく着たかったら小さいサイズ選べばいいしみたいな形をこだわって作っています。


話題になるようなコラボレーションを良くやっていらっしゃると思うのですが、どういったきっかけでコラボレーションに至るのか、どういう基準で「こことやりたい」って思うのか、何かあるんですか?


あるものはあるんですよね。だから基本的に「僕たちとやって合うかな」とか、「なにか僕たちがやれることがあるかな」みたいなところがまず最初。偉そうじゃなく普通に考えてそうじゃないですか。「いきなり知らない人にやりましょうよ」って言っても相手にしてもらえないから、人間関係ちょっとでもある人とから話が始まっていくと思います。 かつ、お互いにとってメリットがある仕事じゃないと、相乗効果で、「ただただ向こうのブランドの力を借りて、僕たちの名前を有名にしたいからやるコラボというよりも、これやったらお互いメリットがあって、僕たちが持ってるお客さんの層にも響くし、そちらのブランドのお客さんの層にも僕たちが新しく感じるかもしれないし、そういうのがいいんじゃないですか」っていうのがピッタリ合うときに、「じゃあやろうよ」ってなると思うんですよね。 服ってただ着るだけじゃなくて会話のネタになるし、コラボってそいうものじゃないですか。儲けるためのコラボってあんまないと思うんですよ。楽しい物だったり、新しい道を開くためにやるものだと思っているので。そういうのがあるときに、ちゃんとやれたらいいな。もちろん認知度あげるためにすごい大事なものだと思うし、ずっと自分たちのお客さんが自分たちの中だけでってなると、どうしても大きくなっていくのにすごい時間がかかるので、知らない人とかに知ってもらうチャンスというのもあると思うし。




XXXの今後の展望について教えてください。


私生活でもそうですけど、あんまり叶わない夢っていうのが好きじゃないんですよ。「自分の範囲内の中でこれだったら出来るんじゃないか」とか、そういった可能性を持った夢を持つことが好きだから。6周年でイベントやったんですけど、6周イベントやるのも夢の1つだったし。 これから年内でまだ発表出来てないコラボがいくつかあるんですけど、それもだいたいはやりたかったことなんで、「夢が叶った」って素朴に思えるものだから、本当に1個ずつ、ちょっとずつちょっとずつですね。いきなりでかいことやって、もし出来たとしても多分、足下すくわれるじゃないけど、わかんなくなっちゃうじゃないですか。そうなったら多分ブランドってすぐにダメになっちゃうし。意外とそこは堅実に。ちゃんと自分が「いいな」って思ったブランドと「あっこういう人達とこういうことやれたらいいな」と思う夢があったときにそれを叶えられたらいいかなって。 とりあえず、後はもう、今6年いったらその先10年はいきたいなって。「次10周年とかこういうことやれたら面白いな」とか、そういうのはまあ今年ちょっと思うようになりました。やっていく内に。


堅実な方なんですね。


そうですね、この原宿のお店を持つことも全然考えてなかったんですよ。今の時代オンラインだし。 この店ができる前はラグスマックレガーっていうお店がここにあって、学生のときよく来てたんですよ。小学生の頃からそのお店の近隣に住んでいて、近くが通学路だったんです。僕が小学生から通っている道に、こんなかっこいいお店があって、「自分がお店出すんだったらここがいいな」って本当は思ってたんです。そしたらこの物件が空くと知って、「店を出したいから場所を探そう」じゃなくて、「ここが空くならやりたい」っていうのがあったんで、迷いなく「借りよう」と思いました。 1階がお店で上が事務所で、人が溜まったりとか打ち合わせとかもやりやすいし、今だったらそんなに背伸びじゃないかもしれないと思いました。これも夢の一つでしたし。




最近は「海外でもやれたらいいな」って思ってます。よくわからない言葉の人達が自分たちの服を買っていくとか面白いじゃないですか。 STUDIOUSでやってることもそういうことだと思うんですけど。日本の衣服をいろんな世界の人に知ってもらって買ってもらえたらいいと思うんです。それと一緒で、僕たちもそういう方達に着てもらえたら嬉しいし、向こうからしたらどう思ってるんだろうとか。そういうこと考えるのが楽しい。 好きなことを仕事にしてるからからですかね。 それが出来たら一番幸せなこと。苦痛でもない。でも展示会前ドキドキはするけどね。


GOD SELECTION XXX INSTAGRAM : @god_selection_x_x_x_


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